ピロリ菌の除菌

ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった胃の病気の原因であり、除菌すると胃がんが予防できることもわかっています。

  

ピロリ菌で胃がんが増加

日本ヘリコバクター学界はピロリ菌感染者は「ヘリコバクター・ピロリ菌感染症」という病気であり、除菌を勧める指針を公表しました。

内視鏡で胃がんを治療して、ピロリ菌も除菌した患者約500人は除菌しなかった患者に比べて、胃がんのリスクが1/3に減りました。

胃がんの原因の多くがピロリ菌による感染症であることがわかり、ピロリ菌を除菌さえすれば、胃がんで亡くなる人を大幅に減らすことができるとしています。

ただ、ピロリ菌に1度でも感染すると、菌が消えても胃がんが発生する可能性は残ります。除菌後も定期的に内視鏡検査をして、胃がんの早期発見にはつなげたい考えです。

ピロリ菌は内視鏡検査でも発見できますが、一般的には専用の呼気検査の方が体への負担が少ないです。

結果はすぐにわかり、ピロリ菌が存在することがわかれば、1週間は薬を飲み続け、4週間以上経ったら再び呼気検査をして、ピロリ菌が除菌できたか判定することになります。